TRSYS01 高精度熱抵抗測定システム(2点測定法)
TRSYS01 仕様: | |
試験方法(標準規格) | ISO 9869 および ASTM C1155 / C1046 |
測定位置 | 2ヶ所 (増設も可能) |
電 源 | AC110-220 V, 0.5 W (最大) またはDC12V |
温度差 (ΔT) | 熱電対 type KX, 584.3:1989 |
ΔT 精度 | 0.1 ℃ |
熱流センサー | HFP01 |
防水性 | IP 63 |
ケーブル長さ | 20 m (3x) 熱電対*2、HFP01*1 10 m (3x) 熱電対*2、HFP01*1 |
データ保存日数 | > 30 日( 10 分平均/24時間平均) |
データ解析 | ISO and ASTM 標準規格に準じてユーザー自身で計算。 |

TRSYS01は建築物・ビル・およびその構成要素(壁など)の熱抵抗値(厚さ/熱伝導率)・ 熱貫流率(1/熱抵抗値)を現場で測定する装置です。 ISO 9869 and ASTM C1155 / C1046 規格に準じた測定方法です。 この標準規格の測定法では、測定対象の2つの面を測定するために、2つの熱流センサー(熱フラックスセンサー)と2つの熱電対で構成される必要があります。
特 徴
現場での建築物の熱抵抗値・熱貫流率(U値、K値)測定は、はしばしば建設部材の研究で必要になります。
熱抵抗値(TR)測定は、時間平均熱フラックスF(熱流センサーを使用)と温度差ΔTにより、以下のように表されます。
TR = ΔT / F
ISO と ASTM 規格は、 この測定方法、設置方法、データ分析に対し、評価を与えるものです。
TRSYSは総合精度 0.1℃以上測定するため、高精度の熱電対ペア (測定精度 1 μV以上) と 高精度熱流センサー( HFP01 )により構成されています。 HFP01 熱流センサーは建築物からの熱フラックスを測定するのに最も一般的なセンサーです。
TRSYS01 ①コントロールユニット(MCU)、②ACアダプター(電源)、④2対の熱電対温度計、 ⑤2組の熱流センサー(HFP01).
MCUは測定および、データの保存をします。データの回収には、③のPCを接続しますが、測定中常時接続しておく必要はありません。データ回収ソフトは構成に含まれます。
オプション
- LP02 日射計
- バッテリーパック
構成
- コントローラー(MCU)、熱流センサー*2、熱電対*4
- ソフトウェアー、通信ケーブル(USB)
Version 0620