SBG01 水冷式熱流センサー(シュミッド・ボエルター式)
SBG01 specifications: | |
冷却水の温度範囲 | 10 to +30 °C |
冷却水の量と種類 | > 10 L/hr 推奨: 30 L/h @ 3 bar (水道水) |
測定範囲 | 5, 10, 20, 50, 100, 200kWm-2 |
応答速度 5 to 10 kW/m2 20 to 50 kW/m2 100 to 200 kW/m2 |
< 450 ms (63%) < 250 ms (63%) < 200 ms (63%) |
耐用範囲 | 測定範囲の150% |
出力信号 | > 5 mV (各測定範囲) |
測定波長範囲 | < 50.000 nm |
視野角 | 180 度 |
放射率 | > 0.95 |
校正 | NIST |
注文方法 | SBG01/測定範囲/ケーブル長 |


(下図): SBG01 ①シュミッド・ボエルター・ガードンゲージ ,② ⑥水冷パイプ, ④接続部, ⑤ケーブルs 2 m.
SBG01は水冷式の熱フラックス(熱流)センサーです。 その主たる目的は燃焼性試験、燃焼速度試験、可燃性試験火炎など危険性評価試験における火炎(炎) の研究です。SBG01の計測方法は、 ASTM E 622-83, as well as ISO 5658, 5560 and 17554 standardsに準拠しています。
SBG01 は強制水冷式の熱フラックスセンサーで、 火炎(炎)の熱フラックス(熱流束)を 200 kW/m2まで測定可能です。 冷却水は特別な装置がなくても、水道水でも簡易的に利用可能です。 経済的なSBG01センサーにより、火炎(炎)の熱フラックス計測が容易になりました。
この種の強制冷却式熱フラックスセンサーは、熱放射環境が厳しいところで動くように設計されています。センサー自体は熱伝堆方式のため、電源不要で熱フラックスに比例した電圧出力が得られます。あまり温度の高くならない環境であれば、水道水により冷却しながら測定することが可能になります。
SBG01には6種類のレンジがあります。従来のガードンセンサー、シュミッド・ボエルターセンサーと比較して以下のような利点があります。
- 強固な冷却水供給ステンレスパイプ
- 強固なステンレス筐体
- 受感部の強固な塗装
オプション
- 延長ケーブル (2 m付属)
参考
- 移動式: HF03
- 放射熱フラックス(熱流)と対流熱フラックスの測定: RC01
- ボイラー向け: RHF01,
- フレアーモニタリング(炎測定): HF02.
冷却水
通常は、水道水を用いますが、もし、水道水が用いられないときには、以下の循環水冷却システムをお奨めいたします。
校正
フクセフルックス社は簡易的な校正用もご用意しています。
Version 0617